膝に一枚の風が、乗っかってその事が、大切。
想像して、感じ取りなさい。
太陽は一つ?月は一つ?
今、この空気を、感じて、それを、この世に無い色で塗るのです。
罵倒されれば、ネズミになればいい。
あたしは何も分からなくていい。
粟立つ皮膚の感触を覚えておきなさい。切り裂く痛みを受け止めなさい。
空を見てみなさい。青か、黒か、灰色か?はたまたオレンジか?しかし、それを、緑にだって、桃色にさえ変えることは可能。
よく耳をすまして、自分の内臓を聞きなさい。
かわいいメロディーにさえ、聞くことは可能。

あたしは想像の産物。感覚の奴隷。

    TOP   目次